新型インフルエンザへの対策

福岡市の板付近辺(板付中、板付小、三筑小)で新型インフルエンザへの感染が確認されている。空港近隣校区での感染ということでイヤンな感じ。やはり人の出入りが多い地域はリスクが高いのだろうか。出所はどうでも感染しちゃったものは仕方ないわけで、もし小中学生が感染して同居の家族にも感染してしまい、家族が感染に気付かないまま公共交通機関を使って通勤通学しちゃったら、まあ普通に近隣地域に感染拡大してもおかしくないだろうなあと。

感染者が確認されている板付中学校は6月14日開催の福岡吹奏楽祭にエントリーしているけれど、出場はどうなるのだろうか。

というわけで福岡市長の記者会見。

福岡市の新型インフルエンザに関する情報
http://www.city.fukuoka.lg.jp/pflu/index.html

6月7日(日)13時

新たに板付中学校生徒3名及び板付小学校児童1名について、新型インフルエンザ感染が確認されました。福岡市における現在の対応は以下のとおりです。

1 学校関係等
  板付中学校ブロックの板付中学校、板付小学校、板付北小学校については6月14日(日)まで休校とします。両小学校の留守家庭子ども会についても6月14日(日)まで 休会します。
2 イベント・施設関係
  一律に中止はいたしません。
  主催者等に対し、感染の広がりを考慮し、当該集会等の開催の必要性を改めて検討するとともに、感染機会を減らすための工夫を検討するよう要請することとしました。

市長記者会見資料(6月7日 15時) (90kbyte)
http://www.city.fukuoka.lg.jp/data/open/cnt/3/15037/1/siryo0607-1.pdf

人前で演奏する機会なので参加させたい気持ちはあるのだが、14日は休校期間中であることだし感染拡大のおそれが少しでもあるのなら、「今回の吹奏楽祭への参加は見合わせます」となったとしても「今回は仕方ないね、よその学校に迷惑かけられないもんな」で残念ながら諦めるかもしれないが、これがコンクールだとしたらどうするどうなる。諦められないよなあ。

もしコンクール直前に自校から感染者が出た場合、感染者とは部活も違い、感染者と同じクラスの生徒も部活内にはおらず部員への感染の可能性が極めて低かったとしても、もしかするとコンクール出場を禁止されたり、出場を辞退せざるをえない状況になるのだろうか。うへえ、それは厳しいわ。

直前に感染者がでてしまった団体のコンクール出場に関して、参加する側の判断に任せるというようなあやふやな基準にされると一番困る。他人に感染しようがパンデミックになろうが当事者たちは参加したいに決まっているではないか。でもそこまでエゴイスティックにはなれないわけで、やはりこの件については、連盟から指針なり方針なり見解なり基準を打ち出してもらいたいと思う。だって「今回自主的に出場辞退します」よりも「連盟が出ちゃいかんといったから残念ながら出られません」のほうが納得できるというか、連盟のせいにできるから、こっちのココロが休まるしな。人間、いつでも自分以外のなにかに責任を押しつけたいわけですよ。

そして部員たちはとにかく手洗いうがいをしておけ!親もさせとけ!我が家もさせる!おまえらもやれ!とにかく予防!