第51回筑豊吹奏楽祭

翌日のマーチング県大会出場組が固まった冒頭数団体を聞いてから中抜けし、戻ってラストの中村女子を聞くという荒業をやってのけた自分に乾杯。
今年は県大会もこの飯塚コスモスコモン開催。結構狭く感じるんだけど1500席あるらしい。福岡サンパレス・厚生年金よりはホール座席数が少なく、コスモスコモン=図書館・公民館機能を持つ複合公共施設なためコンクール観客以外の来館者であまり広くない駐車場が満車になる可能性が高いため、県大会観戦予定者は早めの来場をおすすめ。
以下素人感想。曲名はたぶん自由曲。

芦屋中

「輝きの海へ」。

岡垣中

ここもマーチング組でマーチング曲をやっていたが、マーチング効果なのか、年々音が残念になってるような気がする。指揮者チェンジしてた。

筑穂中

序曲「天国と地獄」。この演奏を徒競走BGMにしても全然走れんやろーという感じ。禿げ散らかしたおっさんのバンドは毎度パーカスが前に出てるという印象があるのだが、そうでもなかった。

鞍手高

「太陽への賛歌〜大地の鼓動」。強奏部分はともかく弱奏部分が不安定でフラフラ。昨年の雪辱を晴らすべく支部代表争いに絡んでくるべきなのだが、こんなんで大丈夫かいなと心配になった。

飯塚高

翌日のマーチング県予選での楽曲「ロシアの皇太子」をやるところまでは予想の範囲内だったが、ステージ上の椅子を全部取っ払ったうえで全員スタンディング、その場で足踏みしながら演奏するとは思わなかった。縦横びしっと合わせた音が前に飛んできてるし、揺らぎはないし、前年よりはるかに安定感のある演奏。マーチングでも吹コンでも前年以上の好成績を残すのではないかと予想、というか期待。

今年の高校の支部代表は、たぶん飯塚は確定で、嘉穂も聞いてないけど余程のことがない限り大丈夫だろうから、残りの枠を東鷹・鞍手・近大附属あたりが争うのかなーと予想。北筑顧問が異動してきた直方ageの声があるけれど、マーチング指導ならともかく座奏指導については正直微妙なんじゃねーのということで、来年はともかく今年はなさそう。

中村女子

今年は筑豊支部が五十周年ということで招待演奏。つーか自由曲はマジでこの「シンデレラ」で行くのか。5月の城東・第一との三校合同演奏会での演奏のあまりの酷さに驚き、それよりは少しは進化してたけどそれにしても全然ダメだろうこれは。楽曲の問題なのか演奏の問題なのか華やかさ皆無で、特に導入部のもっさり感は異常で、てっきりカットするのかと思ってたのにやるのかYO!と背筋が凍りついたうえ、演奏した4曲すべてがあまりにも退屈な演奏だったので途中で寝てしまった。こんなことならわざわざ戻ってくるんじゃなかったわ。去年の演奏は参考合同時点でかなり良い印象を受けたのだが、去年>>>今年だった。