筑豊吹奏楽コンクール 中学校の部 一日目

一日目だけ、高校の部からの流れで聞いた。昨年度の代表は、中間東(県銀)・筑穂(県金)・二瀬(九州銀)・中間(県銀)・岡垣(九州金)。全体的にパッとしない低調な印象。九州へ行ける団体があるんだろうかと心配になった。

中間東

去年は「微笑みの国」で今年は「ロシアの皇太子」、なら来年は「メリーウィドウ」か?あいかわらずSaxがエロい音してた。ステージから何かをチューチュー吸い出してる吹き方はアレだけど。Sax部分だけならこないだの某高校より鳴ってたかなと。金管もうちょっとがんばれやーJ^ω^し⊃

岡垣

課題曲IVを選んだのはここと方城の二校のみ。TpもうちょっとがんばれやーJ^ω^し⊃ ラヴェル吹奏楽祭のときのいっぱいいっぱい感(客席談)がだいぶん解消されてきてたかな。Perの鍵盤がうるさく感じたところもあったけどこんなもん?

直方第二

課題曲の頭を聞いて、これはちょっといいんじゃね?という印象を受けた。うまくまとめられてたんじゃないかな。

宮田

この日最後に登場してスペイン風の曲をスカッと気持ちよく吹いてくれたんで、一日の最後がうまく締まった感じ。

マナーとか

マナー厨上等なんだぜ!

  • 最初の出演団体の課題曲が終わった後に客席から拍手があり、指揮者は指揮台から振り返って一礼してから自由曲に入っていた。演奏終了後に「本日はコンクールだから課題曲と自由曲の間に拍手するなやーJ^ω^し⊃」と場内アナウンス。
  • 演奏中に幼児がむずがり泣いてしまった。これも演奏終了後に「幼児はキッズルームに入れとけやーJ^ω^し⊃」とアナウンスが。
  • 客席でオバハンのケータイが鳴り響くが演奏準備中だったのでギリギリセーフ

トラブル発生後は速攻アナウンスを入れて注意喚起していたため同様トラブルが二度発生することはなく、主催者側もきちんと対応してくれてはいたが、基本マナーをプログラム上や場内に明記することも考えて欲しい。知らないからやっちゃうんですよ、たぶん。知ってれば守ってくれると思うんですよ、たぶん。

それから

今回、表彰式前に、タイムオーバーのため失格した団体があったことが会場へ知らされました。表彰式にもその団体の席は作られていませんでした。たぶん会場内に部員たちの姿もなかったのではないかと思います。

よく「私がミスったから負けちゃった…」と演奏後に泣きだす部員がいますが、いやいや勝手にオマエの責任にするなんておこがましい、審査員はもっと大きな観点に対して評価を与えているだろうから、ひとりのミスごときでその団体の評価が決まるような状況はほとんど起こりえないよと思っていたのだが、今回の失格についてはかぎりなくひとりの責任になっちゃいそうなヘビーな状況でした。たとえばミュートがすっこぬけて転がってしまいました(←今回これをやった学校もあった)程度ならまだ(ノ∀`)アチャーと笑って済ませることもできたんだろうけど、この件に関してはもう全然笑えなかった。ステージ上の焦りが伝わってくるし、時間はどんどん過ぎていくし、こっちの血の気も引いたくらい。

でも決して個人だけの責任ではないです。練習では余裕でできてたこともなぜかできなくなっちゃうのが本番の緊張感というもので、リスキーなことをやるのならば、指導者がもしものときの対応策をきちんと考え、指示しておくべきだったと思います。失格になるくらいなら「いつもより時間掛かるようだったら先にはじめとくぞw」は充分アリでしょう。完璧を目指して音楽性を取るか、中途半端でもいいから結果を取るか、指導者にとっては究極の選択になるかもしれないけれど、どちらを選んだとしても生徒たちが傷つかないように配慮があるならば、それがベストの策なのではないでしょうか。

この件で個人を責めることがないようにお願いしたいです。