指摘と指示

合奏のとき、指揮者から「ピッチあってない」「揃ってない」などいろいろと注意が飛んでいた。
ソロで突っ込んできたPerに対して「遅い!」と指摘、その後も名指しで「遅い遅い!」と連呼したが結局指揮とズレたままだったので演奏中止という場面があった。
「遅い」と指摘された場合、1.遅い!→2.遅いんだ〜と認識→3.じゃあ次にどうすればいいの?と考え→4.あ、早くすればいいのか、という思考と動作の流れになる。しかしこれを「もっと早く」と言い方を変えて指示すれば1〜3のプロセスが省略され、すぐに的確な動きに移ることができる。
考える時間が多くある場合はまず問題点を指摘し次にどうすればよいか自分自身で考えるようにし向けるのが有効かもしれないが、流れの中で瞬間的に調整させる場合には今何をすべきか、「もっと早く」「ピッチ合わせて」「揃えて」って指示したほうが効果ありそうなんだけどなあとネガティブな指摘の仕方を見てて思っちゃった。
もしかしてこの顧問とはそりが合わないかもしれんなあと思った。服のセンスが悪くてゲーという感じではある。まあ自分の担任でも顧問でもないのでどんなヤツでも別に構わないけどね。

ところでチビッコに先生の言ってる言葉や指示の意味わかってる?ピッチとかアインザッツとかって言葉の意味わかってる?と尋ねたがやっぱり全然わかってなかった。そりゃ合奏途中で寝るわけだわ。素通り。スカ〜。