祭に行ってきますた。

ローファーは大きめサイズを購入し、中敷き2枚敷きで挑んだ初ステージ、やっぱり途中で靴がすっこ抜けたらしくこれ以上はいかんともしがたいので早く大きくなってくれってことで。
入場料1000円、別売プログラム400円の素晴らしきぼったくりにマンセー。原価100円もかかってないだろうちゃちい作りのプログラムなんてスポンサー引っ張ってきて協賛広告出させたらかなり安くあがるはずなのになあ。
5〜6番めあたりから見始めたらいきなりアインザッツバラバラ音程フラフラのすげえバンドに当たって三半規管をやられかける。もう〜ひさしぶりの吹奏楽鑑賞なんだから手加減してくださいよ。15組くらい通して聞いたのだが、やっぱり連続して聞くと素人なりにウマヘタがわかる。
さてチビッコの初舞台。いきなりどこに座って良いのかわからなくてウロウロしてますが(笑)、ひな壇の一番上の端っこだよ!ものすごく楽器下向きで吹いてたのが気になって後で訊いたら「上に上げたら譜面台にガツーンってなったから下向き〜」ってそういうときは譜面台を動かそうよ!すいません先輩、このアホに指導よろしくお願いいたしまッス!
で演奏。本番が近づくに連れパートリーダーから「ここはお休みここもお休み」と吹いていい部分をガンガン削られてしまっていたが、リズムと音が簡単でf以上な部分程度は吹いてる雰囲気。しかし当方の耳もすでに腐っているのでどんな音を出してるかまでは拾えなかった。でも特に外れた音だとか聞こえなかったので大丈夫だったのかも。
バンド全体の印象。もっとダメな子たちなのかと思ってたら意外にやるやんと驚いた。メリハリのきいた曲を選んでいたので、1年生たちが混ざっていても下手には聞こえなかったがなんとなくこぢんまり感がぬぐえない。今回の面子では上手い方だとは思うのだが、地区を抜けて県程度ならともかく、その上やもっと上を目指すとしたら微妙かなあと思う。1年生も含め、演奏面技術面での伸びしろはまだまだありそうなのでこの先がんばれ。
音質が非常にイヤンな印象だったリード系はステージではそんなに下品な感じはしなかったけど、これは曲調に助けられてるからじゃないのかなあ。もっと聴かせるパートが多くなると結構目立ちそう。この部分は今後も要観察な。
他の上手いなあと思ったバンドは人数が多くて非常に骨太感があった。50人以上の編成だったのでこの先コンクール用に人数絞って音も絞って、音がクリアになっていくのではないかと思う。チビッコの学校はこの先20人近い1年生が練習し音を積み重ね厚みを出していかなければならない。足し算のバンドと引き算のバンドがあったら引き算の方が有利なような気がするんだけど、うーん、どうなんだろう。

他の保護者のみなさんは演奏終了後に部員たちを労いに顔出ししていたみたいだが、オマエに声掛けするより他の学校の演奏を聴いた方がいいのでそういうウェットなイベントには不参加。チビッコたちの演奏が終わってすぐ上手かったわ〜よかったわ〜と良いながら退場していたのがたぶん保護者のみなさんなんだろうけど、そういうお愛想言えないしさ。つーか他の保護者に顔見せしたくないんだよう。保護者関係の集まりごとはなるべく不参加の線で行きたいんだよう。挨拶とかめんどくさいんだよう。

しかし全体的に見て遊び心が足りない気がした。せっかくの「祭」と名の付くイベントなのだから自由曲やってサヨウナラ〜ではなく、部に入りたての新入生がなんにも気にせず(いや気にしないといけないことはいっぱいあるけど)ffでバリバリ吹けてバコバコ叩けるようなお楽しみの曲をやれば良いのになあと思う。ジャズやるべ〜とぶちかました「Sing Sing Sing」、振り付きで目でも楽しませてくれた「Mission Impossible」というか「スパイ大作戦のテーマ」が祭っぽくて良かった。チビッコは70人近いバンドがブイブイ演奏した「ガッチャミャ〜ン(憲武の物まね風味で)」が印象に残ったらしく、本日の感想を尋ねると「ガッチャマンが良かった!」と言ってた。
でもかなり変なものも聴かされた。次回はもうちょっと聴けるレベルの演奏会=コンクール地区予選のはずなのでみなさんがんばって、より良い演奏を聴かせてください。