第5回 門司学園中学校・高等学校定期演奏会

こちらの部員と保護者のマナーの悪さによく巻き込まれる自分としては躍進は痛し痒しなのですが、現在中等部68名・高等部50名の計118名、という部員数が維持できるようになれば、成績は安定していくのではないかと思います。支部内最大規模の中学は、2-3年生だけでコンクールメンバーを組める人数なので普通にやってれば予選抜けはかなり楽なはず。その中学がまんま持ち上がってくる高校も県抜けできるポテンシャルは備えているはずなんだけど、いつもミスマッチな曲を選んでる気がするんだよなあ。バンドの持ってる音・選曲・曲の表情付け、これらが絶妙に噛みあっておらず、最終的に仕上がった音楽に非常に違和感を感じるんですわ。指導者に壊滅的に選曲センスがないか、劇的に表情付けが下手か、指導者の指向性と合わない外部からの指導が入ってるか、そのあたりかなーと思ってるんだけどね〜、知らんけど。

個人的にはぜひともおフランス物に挑戦してほしい。バンドの音質的にも、木管金管のバランス的にも、技術レベル的にも向いてる思うし、懸案である大人っぽい演奏ができるようになるのではないかと。特に、あのObくんがいるうちにダブルリード友の会推薦曲であるイベールの「寄港地」にチャレンジしてほしいんだよなあ。ぶっちぎり奏者がいないとできない難曲なので、挑戦権があるうちにぜひやってもらいたいぞ。