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第57回九州吹奏楽コンクール 感想

昨年度は不観戦だったため、2年ぶりの九州大会。道々「吹奏楽のひびき」のドビュッシー特集を聞きながらテンションをあげつつ会場に向かったのだが、先週のららら♪といい、城東さんのために特集してくれてはるで!すごいで!と思ってたらなんのことはない、今年はドビュッシー生誕150周年だったというね。

午前中に有力校が固まっていたこともあって、朝イチから場内は満員。大会係員さんも場内整理が大変そうでした。そして今回は上からめっちゃケータイチェックしてたね。頻繁にアナウンスで注意していたけれど、それでもやっぱりケータイ画面を開いたり、写真撮ってるアホがいて、アホを上から見つけてはステージ上の係員に指令を飛ばし直接指導させていました。そこまで言われてもルール守れないってどんだけバカなんだよ。しかも若い子ではなく、保護者とおぼしき年齢層ばっかりだから本当に恥ずかしいよ。出演者も自分の親に事前にしっかり注意しておけよな!

前半の金賞三団体という結果に厳しいなあと感じたけれど、最終的に並べてみると特に波乱めいたこともなく順当かと。点が抑えめで賞配分的にはシビアになりはしたけれど、毎回このくらいの配分でやってもらっても構わないよ。金賞少なめでレベルが低下…したとは思いたくないけど、例年より最上位がちょっと低めで、でも最下位がちょっと高めな気がするので、実力の幅はほんの少しだけど狭まったような。つまんねー演奏だと寝てしまう派の自分が今回まったく寝なかったくらいに、頭からケツまでそれなりにおもしろく聞くことができた大会でした。

以下素人感想。

長崎東

音の頭がどこも「ふにゃん」「にゃおん」という効果音が聞こえてくるようなゆらゆら具合で、聞いてて酔いそうになりました。課題曲4ですが、TRIO直前と最終盤のAメロテーマが上に上がる部分が頸を絞められたような決死の音になり、TRIOでTpチームがちょっと弱めに入ってくるところがぐにゃぐにゃになってる、そういうバンドはよろしくない結果なんですよね。

熊本北

Tp6・Tb6・Tub5と金管バンドなのかと思いきや意外にSaxががんばってる風で、バンドを引っ張るリーダーシップは聞かせどころではガツーンと前に出て構わないけど、抑えるべきところでは抑えてしっかり下支えしないとただのセルフィッシュになっちゃうわけで、メリハリをきちんと。メロディラインの小さい音符で指が走り気味になるのが気になった。

筑紫台

課題曲は落ち着いたテンポで入ったはずがどんどん走ってしまい、TRIOで持ち直しかけたけれど戻ってきたAメロとともに代表戦線からも走り去ってしまったと。毎回課題曲でずっこけるのなんなんだろう。おっさんホイホイなサウンドの質感は個人的には好きなのですが、福岡では相対的に繊細ポジションにいるけれど、たとえば鹿児島さんや九州外支部の団体と比較するとたいして繊細というわけではなく、表情のつけ方が平面的でもっさりしてカッペ臭いので、もっと繊細に表現する方向でお願いしたい。

コザ

申し訳ないけど午前中三団体しか出なかった金賞に食い込んでてマジでびっくりしたんですが、決して悪いとは思わないだけど、じゃあどこがいいのかが全然わからなくて、勉強したいなあと思ってます>< 自由曲、Tbの音が中途半端にバリってて、もっとバリバリやるかやらねーかはっきりしろよ!とは思った。

大島

課題曲頭のファンファーレのバランス感がすばらしく、おお!といきなり鷲掴みされたわけで、2番はこんな風にきれいな音のバンドにさっぱりとやってもらいたいよね〜。力まず、宮廷の祝典音楽みたいな感じっつーか。引き続き自由曲もきれいに演奏してましたが、でも「復興」という曲をきれいに演奏してどうすんの?って話になるんだよなあ。ここのバンドサウンドに選曲が合ってないと思うんだけど。ここらへん後述しますが。

長崎日大

自由曲はなんかすごい癖のある解釈でたまげたなあ。聞かせどころであるシームレスに繋いでいく曲調転換場面でいちいち謎リットしたり謎休憩を入れたりで全部潰して曲の雰囲気ぶちこわし。なんでこんな奇を衒った解釈をするのか理解不能。

続く。