第56回福岡吹奏楽コンクール 感想
なんか知らんが意地になってがんばって聞きました。2日目は早朝からなでしこ決勝見てほとんど寝てないのに、52/58とかバカじゃネーノ自分!
金賞14校(推薦9校)
推薦校のほとんどは、細かいところはこれから詰めていくのかな〜という感じで、良く言えばまだまだ伸びしろが残ってる演奏でした。詰める余地が残っていると取るか(=推薦校)、追い込み不足と取るのか(=金賞校)、印象の分水嶺はどこにあるんでしょうかね。
某金賞校の部員が同レベル他校の演奏をどんなふうだったと尋ねて、よかったよーみたいな答えが返ってたのに「でもあそこ下手じゃん!」と腐すのを、おまえらはそういう微妙な団体と比べてるからダメなんだよ!比べるなら城東とか第一とかトップクラスと比べろよ!とか思いながら聞いていたのですが、案の定両校とも推薦はされなくてさー。ざまあ(^ω^)
何をやるときにも、トップを走ってる人は自分自身もしくは自分より上の人だけを見ていて、横や下は眼中にないです。そして、自分と比較するときに横や下と比べてどうのこうの言ってる人は伸びないです。そういう、上に行けないヤツのメンタリティはどんなジャンルでも一緒だなあと。「蜘蛛の糸」で足を引っ張りあってるカンダタみたいな負け犬根性というか、屑キャラの負けフラグびんびんですわ。視点を上に向けて、上にあって自分に足りないモノは何なのか、よく考え分析して改善していけば、金賞以上の結果がやってくるのではないでしょうか。
銀賞27校
同じ銀賞でも上位と下位の差はかなり感じます。課題曲のアインザッツを外してるような、それもたまたまミスったのではなく勇気を持ってアタックできずにおそるおそる入ってるような団体が銀賞かよ〜と。そして、音程をはずしてたり、縦ずれしてたりと技術的なミスも目立ってきます。
誠修、糸島、東海は、少人数でも銀賞上位に食い込んでるのではないかなあと感じました。銀賞団体には自信なさげに吹いて音のケツが下がって消えるような吹き手が多いなか、男子校というか男子は、良くも悪くも思い切りよく音を出す/出せるところが美点だと思います。女性指揮者+男子校な上智福岡はエロゲ設定かよとw
銅賞16校
結構多めでしたが厳しい結果とは思いませんでした。まず課題曲は全然吹けてないですし。あと、その選曲はダメだろー何考えて決めたんだという明らかにバンドの実力を越えた自由曲選曲だったり。一生懸命さのある演奏はウマヘタは横に置いといても応援したくなりますけどね。
まとめ
40人から下の銀賞団体については、いいなあと思って聞いた演奏が多かったです。ここらへんが自分のツボというよりも、自分の能力で全体感が掴める人数のリミットのようです。50人台は爆音ジャミングで細かいところが見えないんですわ。
50人以上の団体は人数にまかせて一蓮托生的にアタックしてくるので、おそるおそる頭に入るということはほとんどないし、多少の音ぶれも人数でごまかせるし、そういう点は人数の多さの有利な面でしょうか。人数少ないと完全に一致してないとずれぶれ丸わかりですから。でもごまかせるから揃えるべきところをきっちり揃えない甘さ/甘えはありますよね。
課題曲マーチ
マーチは \ブンブンブンブン/ \んぱんぱんぱんぱ/ で縦ノリかつ前進感を持つべきだと思います。普通に歩けるマーチでお願いします。
I番
- 繰り返しメロディのリズムどりはきちんと正確に
- 繰り返しだから表情きちんとつけてないとものすごくダルいからよろしく
- Trio前の低音ちゃんたちだけになるところ、\んぱんぱ/を超かわいく吹いて!
- Tpミュートのところはハーモニーバランスと、全体に対する音量バランスもよろしく
IV番