精華女子高「ミッドウエストクリニック2010」出演記念演奏会

今年は三出休の年の精華。直近での演奏が精華と思えないくらいにレベルの低い、たとえレギュラー組じゃなかったとしても普通のバンド以下的な糞サウンドだったので、正直チケット取って失敗した〜平日だから流そうかなあ〜〜と乗り気ナッシングで行った演奏会でしたが、いやいやいやいや舐めててサーセン(ノ∀`)終業フライングダッシュしてよかった!

ミッドウェストバンドクリニック出演記念演奏会ということで主催にアメリカ領事館が入り、学校長に加えて領事館代表がじっくり時間をかけて挨拶するという、ものものしい雰囲気の中での開演。オープニングのチェリオマーチで口笛ソロがあって、ピューピューとやたら気持ちよく吹いてるのは誰だよ!と目を凝らすとら藤重先生だったw おいオッサンww

プログラムはこんな感じ。

【クラシックステージ】

  • チェリオマーチ
  • オリンピアーダ(S.ヘイゾ)
  • 海を越える握手(J.P.スーザ)
  • シンフォニックダンスより Iルネサンスダンス IIタンゴ IIIホウダウン
  • ヒズ・オナー(H.フィルモア
  • ウィンターズ・テイル(P.スパーク)
  • クラリネット・キャンディー(L.アンダーソン)
  • イントロダクションとヴィヴァーチェ
  • Running on Woods(S.シュワルギン)※パーカッションソロ:ジオヴィさん
  • Swing,Swang,Swung
  • アメリカ ザ ビューティフル
  • フェスティバル・バリエーションズ(C.T.スミス)

【ポップスステージ】

【マーチングステージ】


ラシックステージで演奏した曲はアメリカに持って行く曲で、途中「ヒズ・オナー」からは在沖縄海兵隊バンド隊長であるジオヴィさんが指揮とパーカッション演奏でゲストに。同じ楽器を叩いているのにドラムもシロホンもすごく音がやわらかくまろやか。タッチの違いだけであれだけ音色に差が出てくるとは打楽器は深いのう。「ウィンターズ・テイル」はもうちょっと表情つけてほしいなあという仕上がりだったけど、これを作曲者指揮で演奏するならわざと作り込んでないのかなあと。「クラリネット・キャンディー」はクラリネットの指回りすぎてきめえw
で「フェスティバル・バリエーションズ」、まさかこの曲を演奏するとは予想してなかった超サプライズ!冒頭の激むずホルンからもうバシッと!揃って!ギャー!これだけキュンキュン鳴らしてもらったらホルンも幸せだろうなあという感じ。残念だったのはこの日は客の拍手のタイミングがやたら早くて、「シンフォニックダンス」の章間で拍手もしてて嫌な雰囲気だなーと思ってたら、フェスバリの途中で拍手入れやがったクソ観客(^ω^)死ぬがいい!拍手は指揮者が手を下ろしてからでいいっていつも言ってるだろバカ者どもが!!!というわけで観客マナー的に残念で申し訳なかったのだが、この時点でもう20時過ぎてるんですけど。すでにお腹いっぱい聞きました><。

しかし後半は息つく暇がない構成で中だるみする暇もなくどんどん進む。ポップスステージは猛ダッシュ、この日一番感動したカラーガードショー。派手な照明も効果的に演出し、バトン姉さんとフラッグ子たちが美しい。ここのガードさんたちはフラッグをバキバキ手早く回せるのでメリハリと表情を持ったフラッグだなあと。ふだんは派手派手しく前面に出ることがあまりないパーカッションもやっぱり上手い。アクロスのステージはドリルをするには充分な広さではないけれど、限られたスペースを上手く使ってピットを置き、バンドとガードが入り乱れる絶妙のフォーメーション。とにかくマーチングステージは見応えありました。

平日開催開場18時で開場に間に合わず、いつもなら座らないような席に座ったら、ホール通路でAKBを踊ってたメンバーのなかに全然やる気なさそうなのがいたり、ガード後方端っこにオイこいつ振り覚えてるのかよというくらいにチンタラやってるのがいたり、よく見ると変なのが混ざってるのがよく見えたのだが…。精華にもそこらへんのへっぽこ校の部員みたいなのがいるんだなあと新鮮な気持ちになりましたw 

というわけでアメリカ遠征がんばってください。