吹奏楽男子≠非モテ男子である可能性について

増田でおもしろエントリー発見。

非モテ男子予備軍の君へ
非モテ男子予備軍の君へ。
いいかよく聞くんだ。
吹奏楽をやれ。
吹奏楽非モテ男子たちの奇跡であふれている。
私はその奇跡の数々をこの目で見てきた。
楽器の上手い下手は関係あるようで関係ない。
そして、ルックスやキャラクターも関係あるようで関係ない。
奇跡の理由は女子と男子の比率とその土壌だ。
これについてはここでは詳しく語らない。
ただ、言っておこう。
吹奏楽の世界では、キモイと言われながらも彼女持ちの非モテ男子が山ほどいる。
実例を挙げられないのが残念だ。
非モテ男子予備軍の君よ。
吹奏楽をやれ。
非モテ男子でも彼女ができる奇跡の世界へ飛び込め。

http://anond.hatelabo.jp/20070829225203

あるね、この奇跡。たとえ性格の悪いキモメン男子でも後輩女子から好かれるんだよ〜、信じられないけど本当にマジで。でも部内限定だけどな。

男女比率というよりは土壌じゃないかな。一般的な非モテ男子は女子に対する感情が好きと嫌いだけで普通がないけど、吹奏楽男子には普通がある、というのが吹奏楽非モテの奇跡が存在する所以ではないかと思う。

たとえば吹奏楽男子は昨日読んだマンガでも昨日やったゲームでも昨日見たテレビ番組でも、通常男子が男子同士で交わすような日常的な会話を女子相手に普通に交わしてるし、交わすことに対して抵抗がない。小学校時代は男女入り乱れてワーワーしてたのが、中学高校と進んで行くにつれ同性同士でつるむようになっていくものだが、吹奏楽の男女混合パートだと引き続きワーワーしている。そういうラブ要素はまったくないが普通の会話が成立する、好きでも嫌いでもない普通の異性が存在しているのだ。

女子相手の日常会話を恥ずかしがって敬遠する男子もいるかもしれないが、吹奏楽の世界では先輩は後輩に対して楽器の持ち方から吹き方、楽譜の読み方などいろんな指導イベントが発生する。そのうえ吹奏楽にはまずパートだったり全員だったりのアンサンブルが必至で、アンサンブルのためには絶対にまずパート内でのコミュニケーションと意思統一が必要になるわけで、そのためには恥ずかしいとかクソとか言ってられないので会話をせざるを得ない。というような部活生活を送っていれば一般男子よりは女子との会話頻度は上がるわけで、そういう女子に囲まれて女子慣れしてる環境にいれば、吹奏楽男子の対女子経験値&コミュニケーションスキルは必然的に上昇する。

女子としては、対女子経験値が低いため女子と会話するだけなのに緊張していちいちキョドる男子より、たとえブサメンやキモメンでも普通に会話ができる男子とのほうが接点は作りやすいだろうし、接点が多ければ人となりを知る機会もあり、顔よりも中身とか言い出す奇特な女子とうっかりラブに発展する可能性もあるわけで、だからルックスやキャラクターとは関係なく、吹奏楽男子は一般的非モテ男子より彼女のできる可能性が高いのではないかと思われる。

自分から見ても、中学生ともなるとQ&Aでしか会話が成り立たない運動部男子に比べると、保護者と雑談程度のおつきあいはしてくれる吹奏楽男子は口数が多いと感じるからなあ。比較的話しやすい男子が多いんだよね。