マーチング〜チビッコの学校

集中できてたし、個々に細かなミスはあったかもしれないが特に大きな失敗もなく、たぶんいまやれるほとんどベストのパフォーマンスだったのではないか、と珍しく誉めてみたのは、これだけやれたら結果はどうでも納得いくんじゃないのかなというくらいに頑張れた半面、金賞受賞校とは明らかにレベルが違う現実を突きつけられたから。本当に見事に違いました。今どれだけがんばってもこの差はいかんともしがたいだろうという大差だから色々言う気が起きない。

動き。技術が拙いのでそんなに難しくない、たぶんベーシックな動きや隊形で構成されていたのではないかと思うのだが、歩きもマークタイムでもそれなりにやってはいたけどシンクロ率は低い。これでいいのかなとおっかなびっくりやってる自信のなさが動きに現れてるからシャープさに欠けてる。

音。マーチング会場で映えるのは座奏とはまったく違う、今までに経験したことのないバランスの音作りが必要なのかなと。特に今回の会場のようなコンクリート打ちっ放しのフロアであっちに向かっていった音が壁にぶつかって帰ってきてーみたいな状態だと何がなんだかわかんねえし。今までの練習で体験した校庭や体育館での聞こえ方とも全然違うし、まあ顧問先生がんばって対応してください。わかりやすいfとp、最低限の音程と最大限の音量、メリハリが必要。エッジの効いた音というのかな。でもアインザッツ他のあわせるべき所はきちんとあわせてないと目立つし、もわ〜んとかボエーとした音はダメなので思い切りよくいくべきなのかなあ。でもここらへんをあまりマーチング仕様にしすぎると座奏がボロカスになっちゃいそうでコワイのだが。

出番終了後、楽器を片づけてからフロアレベルに整列し、各校の演技を最終団体までずっと見学させてもらえてたのだが、今まで本物のパフォーマンスをほとんど観たことがなく漠然とした存在だったマーチングというものを実際に目にして、先生からのああしろこうしろと言う注意の根拠がわかったのでは。また次があるんだろうから、上目指して成長しろ。精一杯やれ。