N響の吹奏楽

ザッピングしてるとN響アワーをやってて、なんか見た目がおかしいなあと思ったら吹奏楽編成で「アルメニアン・ダンス パートI」を演奏中。夏のイベント的コンサートでの演目らしい。
なんかカメラワークが良くなくて指揮者ばっかり映ってた気がするんだけど、Clチームがあふれるほど大勢いたのはわかった。そして見慣れない顔の人がたくさんで普段より年齢層が若かった(Hrにイケメン兄さんが!)。Eup2本やSaxもいたのだが、編成までしっかり確認できなかったのが残念。Oboeチームはもぎぎさん・こないだN響アワーの楽器紹介に出てたお姉ちゃんふくめて3人もいたけど多すぎないか?N響らしく普段の吹奏楽では見慣れない楽器も入ってた。黒くて長い横笛スタイルはアルトフルート?バスクラを頭の上くらいまで長く大きくしたみたいなのはコントラとかそういうの?Clチームってせいぜいバスまでしか見たことがないのでよくわからないなあ。ハープとコンバス2本は普通に参加。
実はアルメニアン・ダンスってパートIもIIもほとんど聞いたことがなくて、ピッコロのきれいなおねえさんがものすごい形相で演奏していたところを見ると指関係も含めてかなり大変そうな雰囲気。ああいう民族色が強い曲は好みなのでしっかり聞いてみたいのだが、残念ながら今年聞いた範囲のコンクールではやってるところが一校もなかったから。もう流行が終わってしまったのか?中学では難しい?どうなんだろう。まあN響がやると技術的には上手いんだけど中学生や高校生の演奏で感じる本気汁感が薄れるっていうか、はいはいさらってみましたよーみたいなあっさり感ばかりが残るというか。
吹奏楽ってなんかやたらとユッサユッサ身体と楽器を振り回して演奏している人が多いけど、N響さんたちの特に金管系は微動だにしないクールな演奏っぷりはいいね。あのゆらゆら演奏スタイルって己に酔いしれてるナル感倍増なうえ、誰かひとりがやり始めると連鎖的に広がり、それ集団霊障?そこのパート全体が悪霊に憑依でもされてんの?みたいで見ててオカルティックで気持ち悪いし、マイク持ってない方の手を上下運動させて音程取ってるつもりの最近のカラオケ名人系歌手と同じでバカっぽく見えて好きではないのだ。

この様子は2006年9月8日(金)10:00〜11:39でBS2で全編放映するみたいなのでおぼえがき。
お探しのページは見つかりませんでした|NHK交響楽団/NHK Symphony Orchestra, Tokyo

最後に尾高ナントカさんの初演を外山おじいちゃんの指揮で演奏していたのだが、これも別の意味で震えてる感じでかなりオカルティックだった。